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2010年2月 4日 (木)

いしゃがよい

子供が毎月幼稚園からもらってくる(と言うか、教材として買っている)絵本がある。
福音書店の「こどものとも」だ。今回のタイトルは、こどものとも年少版の2010年1月号の絵本のタイトルだ。
こどものともは、毎月発行され、毎月購入になっているので、うちにはこの2年間で、36冊購入したことになる。(子供が年子で幼稚園に在籍しているので)
今まで読んだ中で私が一番感動した絵本だ。子供に読み聞かせをするときにいつも途中から泣いてしまう。
子供から「なんで泣いてるの?」と聞かれても「今はあんたたちにはわからん。大人にならないと。」と答える。
あらすじとしては、捨て子のパンダをエンさんというおじさんが拾って育てるんだけど、そのパンダが体が弱く、エンさんが自転車をこいでひとやまこえ、ふたやまこえ医者通いした、というお話。結末は、エンさんがおじいさんになって、体が弱り、パンダがエンさんを自転車に乗せて医者通いするということ。
私はこのエンさんが年を取って医者に通い、パンダがそれを助けるところにいつも涙する。自分と親を重ねてしまうからだ。
今のところ、私が親を連れて医者通いすることにはなってないけど、いずれこのようなこともあるかもしれない。
親が子を看て、子が親を看る。
これは昔から人間の社会、歴史の中で行われていたことで別段特別なことではない。
人は生まれ来るときに世話を受け、老い行くときにも世話を受ける。
人は土から造られ、やがて土に返る。
質量保存の法則(・・・脱線。)
なぜこの絵本を読んで心が温まるのか、それは、そこに感謝の心があるからだと思う。
作者のことばが書かれている折込付録には、作者の生い立ちも書かれている。
幼くして両親を失い、身内の知人に引き取られ実子として育てられたこと。その育てのご両親が大切に育ててくれたことへの感謝を込めて作った作品であることが書かれている。今はそのご両親も亡くなられたことも書かれていた。この作者の背景を知って読むとさらに涙なしには読めない。
私が読み聞かせの度に泣くので、子供はそれが面白いらしく、私に何度もこの絵本を読めとせがんでくる。
・・・これは子供のわかる本ではないな。。。奥が深すぎる。なんて思いながらまた泣き聞かせ?をしている。

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